トッド・ブレイチャー

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Todd Bracher

(1974)
トッド・ブレイチャーはニューヨークで生まれ、24歳の時にデザインを勉強するためにアルネ・ヤコブセンやポール・ケアホルムを生んだ国、デンマークのコペンハーゲンに移り住んだ。 その後はパリ、ミラノ、ロンドンに移り住み、2007年に生まれ故郷であるブルックリンへと戻った。 彼は自分にとってのグッドデザインとは何なのかを確立し、その成果はフリッツ・ハンセンのためにデザインされたテーブルに結晶した、ミーティングにもダイニングにも使える新しいテーブルだ。 彼のルーツはニューヨークであるにも関わらず、トッド・ブレイチャーの作品にはスカンジナビアデザインの伝統が織り込まれている。 スカンジナビアンデザインに魅了され、コペンハーゲンに移り住み、デンマークデザインスクールを卒業した彼がフリッツ・ハンセンとのコラボレーションを選んだのは自然な流れであった。 「あらゆるデザインは、デザインの上にある装飾などの要素と、デザインの下にある思考やコンセプトが作る、きわどいバランスの間に成立しています。何を足すことも引くこともできないテーブルを、僕は作りたかった。まるで自然の中から生まれたようなものを。」 「説明が要らないデザインが僕にとっての理想です。 このテーブルには理解すべきことなんてない。単にフレームと板ですから。」 とトッド・ブレイチャーは語る。
北欧,家具,インテリア,フリッツハンセン