PK60™
PK62™
ポール・ケアホルム(1952年)
1952年にPK0 A™チェアとともにフリッツ・ハンセンでデザインされながらも製品化されることがなかったPK60™コーヒーテーブルは、フリッツ・ハンセン創業150周年を記念して復刻されました。工業技術に挑戦をもたらし、当時のモジュラーデザインと対照をなしたPK60™は、モダンアート、とりわけ彫刻家イサム・ノグチの作品からヒントを得ています。透明なガラスを使用したテーブルトップから、3つのパーツからなるブラックカラードアッシュまたはオレゴンパインのベースのフォルムが見える構造です。ウッドのベースは、新たなフォルムから継ぎ目のないひとつの作品をつくることを可能にしたスチーム曲げ木の技術の可能性との戯れを表現しています。馴染み深いものと珍しいものを対比させる完璧なプロポーションを備えたデザインは、どの角度から見ても美しく仕上がっています。影を落とす一方で光を反射する機能的でエレガントな円形テーブルは、あらゆるインテリアにモダンで彫刻的な表情とエレガンスをもたらします。