フリッツ・ハンセン製品の中でも人気の【AJスタッキングチェア】
巨匠、アルネ・ヤコブセンがデザインしたスタッキングチェアは
セブンチェア、アントチェア、グランプリチェア等、
北欧家具を代表するチェアたちです。
年末ということもあり、大掃除のタイミングにぜひ追加いただきたい、
AJスタッキングチェアのメンテナンスについてご紹介します。
今回はクローム脚のメンテナンスです。
<日常のお手入れ>
乾拭きにて汚れや指紋等を拭き取ります。
水分は錆びの原因になりますので避けてください。
<斑点が出てしまったら…>
斑点のようなものが出てきたら要注意です。
この斑点は錆の前兆で、放っておくと錆が進行し広がっていきます。
市販の浸透潤滑剤(KURE5-56など)を付けた布巾で磨いてください。
磨いた後は乾拭きで綺麗に拭き取ってください。
<錆てしまったら…>
浸透潤滑剤でも取れないような錆や斑点には市販の金属磨き(ピカールなど)を使用して磨いてください。
必ず磨いた後は乾拭きをし綺麗に拭き取ってください。
この作業で汚れも錆もある程度は取ることができ、光沢が蘇ります。
※金属磨きは、研磨することによって汚れや錆を除去します。
磨きすぎると逆に傷つけてしまう事もありますのでご注意ください。
倉庫で保管していたセブンチェアにメンテナンスをしました!
◎元々の状態
汚れと錆の前兆、斑点が出てしまっています。
↓
◎KURE5-56を付けた布巾で拭いた後
ある程度の汚れや錆は取れましたが、少し斑点が残っています。
光沢もある程度は戻ります。
↓
◎ピカールを付けた布巾で磨いた後
斑点も綺麗に取れ、ピカピカと光沢が蘇りました!
このメンテナンスをしていただくと
美しい状態で長くご愛用いただけます。