アルネ・ヤコブセンのチェアでよく目にするといえば、
セブンチェアやアントチェア、エッグチェアなどですが、
今回紹介させていただく、"リリー"という愛称を持つ
エイトチェアも、名作の1つとして現在も人気高いチェアです。
1969年に竣工したデンマーク国立銀行のためにデザインされた、エイトチェアは
翌年1970年のデンマーク国際家具見本市で製品として初公開されますが、
当時の成形合板の技術では、この深い三次局面の成形が難しく、
3/4の材料が品質管理で認められず、 数年で廃版商品となります。
そして、2007年、現在の技術でこの完璧なフォルムを実現、復刻となりました!
平面だけでなく、座面と背面に見せる、3次元曲線は
セブンチェアの領域を凌いぐほど。
この隙のないカービングラインは見るものに緊張感を与える程
滑らかで、流れるようなラインを描くアームも魅力的です。
この、ボディとアームのバランス、本当に美しいです◎
現在オーダー可能なエイトチェアは、成形合板のシェルに幅広い種類の
のファブリック、またはレザーを張っていただけるフルパディング仕様です。
アーム無しと、アーム付きのモデルがあり、ベースは4本脚の
スチールパイプ製のクローム脚となっております。
また、アームが付いていないタイプは、セブンチェアと同様、
スタッキングも可能となっているのも、魅力のひとつです◎
上写真(3枚目)の、当店に展示してあるエイトチェアは
センスレザーのコンクリートグレーを張ったものです。
とても上品で美しい生地で、スタッフもみんなお気に入りの1脚です◎
座り心地もとても良いので、ぜひ実際に座り心地を確かめにいらしてくださいね。
maika
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