昨日のとてもお天気の良く暑い日だったのに、本日は朝から
大雨ですね。。。いつも飛んでくる鳥も今日は来ないので
なんだ少し寂しいです。
さて、いよいよ相談会と蚤の市が、今週・来週と迫ってきました!
蚤の市では、フランスからのアンティーク雑貨も並ぶということで
少しフランスの文化についてお話ししたいと思います◎
フランスには"Bricolage (ブリコラージュ)"という文化があるのはご存知ですか?
"Bricolage"とは、「繕う」「誤魔化す」というフランス語の
"bricoler"に由来して出来た言葉で、「寄せ集めて自分で作る」
「自分でものを修繕する」という意味があります。
フランスには昔からこの"Bricolage"という自分で何でも
作ってしまう文化があり、古いアパルトマンを安く借たり、
誰も住んでいない何百年前の家を安くで購入して、それを自分たちの
手で、自分の好みの部屋に改装するんです。
日本ではリノベーションをするとなると、だいたい施工業者さんに
お願いすることが多いと思うのですが、倹約家であるフランス人では
自分でやってしまう人もとても多いんです。
フランスに仕事で行った際に訪れた、田舎に住んでるマダムの家は
100年以上前に建てられたらしく、自分たちでところどころリフォーム
していて、行く度に内装が変わっているのがとても面白かったです。
上の写真は、そのマダムの家の洗面室。割れた食器の破片を
自分で張り付けて壁にしてるんです。この時は、まだ完成途中でした!
あと写真はないのですが、海岸沿いの家ではコンクリート塀も自分たちで
立てており、海が近いから砂は取り放題!と言って、海岸の砂で
コンクリートを作るので、塀には貝殻やガラス、流木など混ざり放題でした。
また、それが独特でとてもかわいかったのを覚えてます。
写真撮っとけばよかったなあ。。。
フランスの蚤の市に行くと、「なに、これ?」とったものも多いのですが
「すぐに新しい物を買う」のではなく、「使えるものは最後まで使う」
という概念から、自分ではもう使えないけれど、他に使ってくれる人が
いるかもしれない。と思いながら売っているのかもしれないですね。
蚤の市は、その持ち主が大切にしてきたものを、世代や国を超えて、
持ち主の代わりに大切にしてくれる人に出会う場だと思います。
今回の蚤の市に並ぶアイテムも、誰かの想いが詰まっているかもしれないので
みなさん自分なりの使い道を考えながら、いろいろ商品を見てみてくださいね◎
maika
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