さてPart.7に引き続き 今回はアルネ・ヤコブセンの最高な作品『エッグチェア』の作られている所を少しご紹介いたします。
私の身長くらいある高さの逆Vの台に張り革がストックされていました。
裸のまんまのエッグチェアやスワンチェアもこんな所でしか見ることが出来ませんが
その姿もなんだか誕生前の我が子を見る感じでとても新鮮でした。
大きな革はそれぞれの型に合わせてカットされます。
カットされた革を水に濡らします。
バケツに突っ込んでいる物は まさしく今から張られる革その物です。
こんなのアリ?と驚きました!(笑)
職人ハンスと一緒に グイグイと力強く引っ張る作業も大変でしたが 引っ張った先に20cmくらいの仮止め用の長いピンを打つ作業も指先に力を入れないと入らないので大変でした。
こうやって張られたエッグチェアも最後の作業は職人 ハンスの手作業で一針一針丁寧に縫って仕上げていきます。以前当店に来ていただいた時の縫う様子の動画があります。こちらをクリックしてご覧になれます。
そんな工房体験でしたがハンスも含め 職人さん一人一人の手作業も入って仕上がる様に感動し さらに高価な作品である意味が分かった貴重な体験となりました。
私は工房の散乱としている所が たまらなくカッコよく感じ 大好きな空間です。
そんな裏方の様子で作者の熱い情熱みたいなモノを感じれるからです。そんな空間でほっこりするモノに出会いました。
ラジオ発見!(笑)
こんな時代にラジオ!アナログ感たっぷりです。なんだかエッグチェアにラジオ!!
いいですよね〜やっぱり職人はアナログですよね(笑)なんだかホッとしてしまう私です。
それでは続きはPart.9で...
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