今回は デンマーク フリッツ・ハンセン本社内で私が一番好きなコーナーのお話です。
ビジュアルチームが モノ作り アイデアを出し合い 話し合う場所です。
このゴチャゴチャ感が出ている所がたまらなく好きなんです。
ただゴチャゴチャしている訳ではなく 見せ場をしっかり押さえてバランスを取っているスタイリングが美しいと思えました。
色彩関係のリアルな道具もたまらなく素敵です。
無造作に積まれているセブンチェアがキャンパスって言う所でしょうか?なんとも贅沢な感じ...この色が合うのか?どうなのか?なんて 試し塗りをされているのでしょうか? そのテスト中のキャンパス仕立てのセブンチェアがまた素敵に映っています。
エッグチェアだって このファブリックが似合うか?どうか?検討中...
ファッブリックカラーのワントーンだけでも少し変わるだけで 椅子のイメージも変わります。
そんな事などなどをクリエイター達が 熱く語り合って決めていく そんなシーンがこの空間から感じ取れました。
机の上だけでは表現しきれない様が格好良いですね。
ファブリックに囲まれた アントチェアの色がとても空間に合っていました。
フリッツ・ハンセンのガイドをしてくださった方の話ですが、フリッツ・ハンセン社の色が何故中間色が多くそして美しいのか?
それはスカンジナビア独特の空の色にあり 優しい太陽の光の色に合うように創られているから この色が生まれてくるのです。と伺いました
なるほど〜自然から繋がっているんだと感動し また色と言うモノに深く興味を持ちました。
スカンジナビアの空の色 日本の空の色 ...何気に過ごしているとダメですね(笑)
次回は色繋がりになりますが セブンチェアのカラーを創った 画家タルアールのコーナーのお話です。これでフリッツ・ハンセン社内のお話は最後です。
フリッツ・ハンセン社の美術館のような空間をご案内いたします。
お楽しみに♡
店舗情報
reiko