今回は Part.5に引き続き デンマーク フリッツ・ハンセン本社内にあります Legacyのコーナーのお話です。
『Legacy』とは訳した意味通り(遺産・遺物)フリッツ・ハンセン社の歴史が一同に見れる空間になっております。
何年に何が出来たのかも分かる年票もあり アルネ・ヤコブセンとの出会いと製品が見れて
とても良い時間の流れを感じ取れました。
もともとフリッツ・ハンセン社は1872年椅子の脚の装飾部分を創っていた所からのスタートだったと伺いました。
初めの頃、教会の椅子なども作っていたそうです。
セブンチェアの年紀の入った様はカッコよかったです〜
もちろん3本脚のアントチェアもありました。ここで少し面白いお話を聞いたのですが、
フリッツ・ハンセンが初めて雇用したポールケアホルムが、3本脚の椅子をアルネより先に案出ししていたそうなんですが、1952年アルネ・ヤコブセンの3本脚アントチェアを先に製品化したため ポールケアホルムはショックを受けてフリッツ・ハンセン社を辞めたそうです。...なんだか分かるけど微笑ましい話...。
そんなアントチェアも当店にも展示しております。是非座りに来てください。3本と4本脚の座り心地が違うんですよ!その時にまたアルネがアントチェアを創った時のエピソード話がありますので聞いてくださいね おもしろいですよ〜。
そんなアントチェアを眺めていたら 見た事もないアルネ・ヤコブセンの椅子があるではないですか!
まるで未来の椅子ですね 製品にはならなかったようですが大変貴重な椅子を見る事が出来ました。
アルネ・ヤコブセンの彫刻ですね。
そんな夢のような空間『Legacy』を体験し次は『Now』の空間へとご案内いたします。
次回Part.7で...お楽しみに♡
reiko