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欧州デザイントリップの夜

ritsuko ()

8/6(土)、当店で初めての夜のイベント、空間デザイナー河上友信氏を迎えてスライドショー&トークイベント「欧州デザイントリップ」が開催されました。

デンマークビールとデンマークではおなじみのスモーブローサンドをご用意しました。

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さぁ始まりました♩

今年、ドイツの国際デザイン賞・ジャーマンデザインアワード / GERMAN DESIGN AWARD 2016にて Winner を受賞された河上さん。フランクフルトで行われる授賞式に出席するために渡独した際、ドイツの様々な場所を訪れたそうです。
アウトバーンを飛ばして建築を巡り、空間を体験し、デザインに触れながら撮影した写真は約3000枚。今回はその中から600枚(!)を選んでいただいてスライドショーでご紹介しました。

河上さんが受賞された作品も見せていただきました。

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高槻市にあるCAKE&TEA、Kashi Kashiさん。

("Excellent Communications Design - Interior Architecture"カテゴリーで Special Mention を受賞)


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そして北浜にあるSEN&GALLERYさん。
(
"Excellent Communications Design - Interior Architecture"カテゴリーで Winnerを受賞)

そしてドイツの旅が始まります。

ドイツの地図で位置関係を説明してもらいながら、様々な場所の建築を巡ります。
駅の写真、移動の電車などの写真もあり、まさに旅をしている気分でした。
私、お恥ずかしながら建築に関して何も知らなくて、ドイツの建築がこんなに素敵なことを知り感動しました。


中でも印象的だったのがルドルフ・シュタイナーの建築物です。

哲学者・教育理論などとしてのシュタイナーは、興味があって本を読むなどをしていたのですが、
建築に関してはそれほど知らなかったんです。

ミュンヘンにある、ルドルフシュタイナー・スクール。R0012630.jpeg

窓の形がバラバラだったり、屋根や壁の左右対称じゃないところなどとても素敵!

この中にある教室の音楽室にありましたよ。

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セブンチェアです!

ウッドシリーズでしょうね。ツヤが出ていい味になっているセブンチェアたち。
この空間に本当にぴったりです。



私が一番印象に残っている建築物...というか場所。

ドイツからスイスへ入ってすぐのバーゼル近郊に、シュタイナーの村ドルナッハというところの写真たちでした。

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ここにはシュタイナーの有機建築がいたるところにあり、
まるでジブリの世界。

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写真で見てこんなに引き込まれるのだから
実際ここに立つともっと素晴らしい気持ちになるのでしょうね。

このドルナッハ以外にも素敵な場所や建築物、アーティストがたくさん。
完全に行きたくなってしまいました。


600枚の写真を2時間半でご紹介できるかなと少し心配もありましたが
駆け足のところはありつつしっかりご紹介できたかなと思います。


参加していただいた方、熱心に聞いていただき本当にありがとうございました。
早くからご予約がいっぱいになってしまい、ご迷惑をおかけしました。

またこういったイベントを企画したいと思っております。





河上さんは大阪府・茨木市で古民家をリノベーションした
ギャラリー・CAFEをされています。http://glanfabrique.com/

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そのお店の奥のお部屋にはセブンチェアがありますよ♩

ツツジの季節には満開になる中庭を眺めるこのお部屋。

和にも合うセブンチェアとも思いましたし、
和はどんなテイストも包み込んでくれるんだな、とも感じたこの空間。

よかったら是非お茶しに行ってみてくださいね。



最後に河上さん、
ドイツへのデザイントリップへのナビゲートありがとうございました!
素晴らしい時間でした。

※写真は河上さんよりお借りしました。

Ritsuko