OE Quasi Light

デザイナーはデンマークを代表する現代アーティスト、オラファー・エリアソン。「現代のアーティチョークを作る」という想いのもと開発されました。
「OE Quasi」のOEはデザイナーであるオラファー・エリアソンの頭文字と、Quasi-crystals（クワジクリスタル、準結晶）という単語から取ったものです。プロダクトと言うより、ワーク・オブ・アートとも呼べるこの作品は、複雑な幾何学形ですが、自然界に存在する結晶フォルムにも似ています。OE Quasi が発する反射光は感じる光。その光に不思議な調和のようなものを覚えます。
外側のフレームは12の頂点を持つ正20面体、光を反射する内側の物体は正12面体で構成されています。内側の12面は外側フレームの12の頂点に組み込まれたLEDの光を受けます。
オラファーは “Light is seeing.（光は見るもの） ”と考え、この作品はわたしたちに「光とは何か」という本質的で根源的な問いを投げかけ、また、その一つの答えを示唆してくれるかのようです。
OE Quasiの複雑な幾何学空間は、まるでクリスタルが光を受けたかのように調和的に発光し純粋に光を感じさせてくれます。