2017年12月8日(金)~12月29日(金)まで開催中の“サンタ&コール展”。ご好評につき、一部作品を2018年1月14日(日)まで引き続き展示いたします。今回のブログでも、前回に引き続きサンタ&コールの作品を画像にてご紹介させていただきます。
【Babel(バベル)】
Babelは、アラバスター(Alabaster)という鉱石を轆轤(ろくろ)で削り出した手作業による照明です。照明をつけると、美しい鉱石の模様が絵画作品のように浮かび上がります。
このBabel(バベル)という名称が想い起こさせるのは、旧約聖書に登場する巨大な塔。天に届く塔を建設しようとした人間の傲慢をいさめるために、神によって作業が混乱し、塔は未完成のままになったという物語です。聖書の中の塔と異なり、Babelは美しい同心円を重ねて完成しました。
この照明をデザインしたエンジェル・ジョヴェ(Angel Jove)は、デザイン、アートの領域で多彩な業績を残しています。熟練した職人の技術を要し、アラバスターという素材の個々の美しさを引き出したこのランプは、ひとつとして同じもののないアートピースであるといえるでしょう。
【Cestita Bateria(セスティタ・バテリア)】
ランタンを思わせるユニークなCestaシリーズは、スペイン工業デザイン界の巨匠、ミゲル・ミラ(Miguel Milá)の代表的なデザインです。そのなかでも小ぶりなCestita Bateriaは愛らしく、またバッテリーで充電できるため、コードレスで自由に持ち運びができます。好きな場所に手軽に置くことができ、いろいろな使い方を楽しむことが可能です。
曲木のフレームは、日本の工芸にも通じるものがあり、和室にもよく馴染みます。夜のテラスなどで使うことも可能でしょう。径の大きいCesta、金属フレームのCesta Metálica、Cestita Metálicaなど、バリエーションも豊富です。
【Gira(ジラ)】
正方形のベース、直線のアーム、円錐形のシェードを持つGiraは、大変シンプルで無駄のないデザインです。Gira の特徴はそのシンプルなデザインと、スムースな動きであるといえます。
ベースに埋め込まれた球体がまるで関節のように自由自在に弧を描いて動きます。またシェードは電球に直に針金を添わせ、かぶせているだけの大変シンプルな構造です。電球の弧に沿って、シェードも回転します。このスムースな動きが読書や筆記などの作業の際、必要な部分に光を当てる動作をよくサポートしてくれます。
世界各地の展覧会に出品され、数々の賞を受賞しています。シェードの色は真鍮、ブラック、サテン色の3色です。
【展示期間延長のお知らせ】
現在開催中のスペイン生まれの照明ブランド「SANTA & COLE」展。
ご好評につき、2018年1月14日(日)まで会期を延長し展示いたしております。
是非とも、この機会にご覧くださいませ。
(※商品に関するお問い合わせは、お電話・メールにて店舗までお問い合わせください)
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