良いものを長く使う ーデンマークのオークション会場よりー

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今回のブログでは、私が以前にデンマークに行った際に訪問をしたオークション会場についてお話しようと思います。

 

デンマークには、家具やインテリアエレメンツを扱うオークション会社があります。特にヴィンテージの希少な作品は人気も高く、高値で取引をされることもしばしば。特にここ数年はアメリカ・中国から投資目的でオークションに参加する方が大変増えているとのことでした。2015年、私がデンマークに行きました際に、そのようなオークションが開催される会場に行ってまいりました。

 

私がうかがった時はちょうど大きなオークションが開催される直前の「下見期間」。数多くのヴィンテージ家具が綺麗にレイアウトされていました。

 

 

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こちらは1階部分。天井が高く重厚感がありながらも上品な空間となっておりました。私が訪問した時はちょうどポール・ケアホルムの作品が数多く出品されていました。手前の正方形のベンチは“PK81”。
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こちらは2階部分。ルイスポールセンより販売されているペンダントライト“アーティチョーク”のモデルとなった“Septima(セプティマ)”もありました(画像左のペンダントライト)。
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ダイニングシーンのセッティング。奥に見えますエッグは1960年前後のものです。
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かなり初期のころのエッグチェアです。当時のエッグチェアには、シートクッションがついておりませんでした。また、脚部の構造も現在とは若干異なります。
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ポール・ケアホルムによるPK9。
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こちらはアルネ・ヤコブセンがデザインをしたチェストです。キューバンマホガニーを用いており、ルド・ラスムッセン工房より製造されたようです。
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アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインをしたドロップチェア。こちらは当時SASロイヤルホテルにて使用されていたものです。
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デンマークの陶芸家であるアクセル・サルトの作品。大変根強い人気のある陶芸家です。
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こちらはポール・ケアホルムがデザインをしたプロトタイプの作品。1952年にフリッツ・ハンセン社より製造されました。

 

良いものを長く使う。こちらのオークション会場で、まさにその考えを体感致しました。

 

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