【PK0 A & PK60】

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【※2022年4月9日 追記】

ポール・ケアホルムがデザインをした名作PK0A&PK60が、創業150周年記念の一環としてフリッツ・ハンセン社より製造されることとなりましたので、ご紹介させていただきます。



【PK0 A】

独創的なPK0 Aチェアは、デンマーク出身のデザイナー、ポール・ケアホルムがフリッツ・ハンセンでのキャリアをスタートさせた1952年にデザインされました。機能的な彫刻ともいえる曲線的なPK0 Aは、近代デザイン史に大きな影響を与えた作品です。


PK0 A



「PK0」は1952年にデザインされ、数量限定モデルとして1997年に初めて製品化されました。その際のオリジナルモデルの名称は「PK0」となっており、この度、2022年に発売される新バージョンのモデル名は「PK0 A」となっております。


1:1のデッサン


こちらは当店が保有している1997年製の「PK0」。600脚限定にて製造・販売されました。


千住博のウォーターフォールを背景に佇むPK0。

  

当店のお客様がお持ちのPK0。和の空間にも自然と溶け込みます。


当時の資料より

  

【PK60】

応用美術の作品であると同時に装飾的かつ機能的なポール・ケアホルムのPK60は、才能あふれるクラフツマンシップとイノベーションを結びつけたミッドセンチュリーデンマークデザインを象徴する逸品です。

PK0 Aとともに1952年にフリッツ・ハンセンにてデザインされたものの、製品化されることがなかったこのコーヒーテーブルは、モダンアートからインスパイアされています。あらゆる角度から見ても美しい作品です。


有機的なシルエットのPK60。成形合板のベースとガラストップの組み合わせ。
イサム・ノグチのテーブルに着想を得たともいわれています。


こちらのPK60、当時製品化はされませんでしたが、プロトタイプは作られていました。


プロトタイプのPK60


上の画像と同じものか定かではありませんが、以前にデンマークに行きました際にPK60を目にしたことがあります。


デンマークのオークション会場にて目にしたプロトタイプと思われるPK60


こちらも当時のプロトタイプと思われるものです。


こちらも当時の画像。
繊細で几帳面なケアホルムらしさがうかがえる写真と思います。


当時のPK0とPK60を合わせた画像。
とても綺麗なコンビネーションで、合わせることでお互いの良さが大変引き立っています。
作品単体としてはもちろん、一つの設えとしての美しさが感じられます。


今年フリッツ・ハンセン社から復刻・製造されますPK0A, PK60は、ともにブラックカラードアッシュとオレゴンパインの2種類で発売を予定しております。

価格と発売日はまだ未定となっておりますので、決まり次第またお知らせさせて頂きます。




【インテリアコーディネート】

※当店ダンスク ムーベル ギャラリーではインテリアコーディネートも行っております。

詳細はこちらのページよりご覧くださいませ。


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