先日より店舗にて展示を開始しましたポール・ケアホルムのテーブル“PK40”。フリッツ・ハンセン社にて現在も製造されています。本日はこちらの商品につきご紹介させていただきます。
“PK40”がデザインされたのは1980年。同年にケアホルムは亡くなっておりますので、最晩年の作品です。その特徴としてまず挙げられるのが140×140cmの正方形というサイズです。かなり大ぶりなサイズで、対角線上の長さは約200cm。当初ケアホルムはこちらのテーブルを合計8人が座ること出来る会議用のテーブルとしてデザインしたようです。
4脚をゆったりと合わせるレイアウトもとても綺麗です。また、サイズはかなり大きいですが、他のポール・ケアホルムの作品同様スッキリとシャープなデザインをしており、見ていて潔いとも言える印象を受けます。
もう一つの大きな特徴は、レザーを巻いた天板であるということ。フリッツ・ハンセンにて現在も製造されており、天板のレザーは色々なお色味からお選びいただけます。
天板の裏の処理や、パイピングのディテールも大変綺麗で、ケアホルムらしさを感じさせます。
また、脚部には抜け感を出すため、脚と脚の間に僅かな隙間を設けています。
風格と品も感じさせるテーブルですが、それでいて奥ゆかしい印象を持っています。
ほとんど日本ではご覧いただく機会のない珍しいテーブルですので、是非とも御覧いただければ幸いでございます。
※商品情報につきましては、以下のページをご覧くださいませ※
PK40
DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
▽株式会社KEIZOグループ店舗
REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA