当店DANSK MOBEL GALLERYでは、先日よりPoul Kjaerholm(ポール・ケアホルム)によるラウンジチェア “PK20″の展示を開始いたしました。
1968年にポール・ケアホルムがデザインをしたこのPK20は、現在、デンマークブランド”FRITZ HANSEN(フリッツ・ハンセン)”にて製造されております。そのほかのポール・ケアホルムの家具同様、50年以上経った今なおモダンであり、タイムレスなデザインです。
ポール・ケアホルムのラウンジチェアは、PK22やPK31などのローバックのタイプが多く、頭まで支えるハイバックのタイプは現行のラインナップの中ではこちらのPK20のみとなっております。
【PK20の構造】
PK20は、カンチレバー方式と呼ばれる片持ち式の構造となっておりますので、足元がスッキリとした印象となり、圧迫感を感じさせません。また、座った際には独特な弾力がありますので、何とも言えない浮遊感を感じて頂けます。
スチールの弾力によるロッキングするかのような独特なかけ心地は、長時間座っていても疲れにくく、大変気持ちよく快適にお過ごしいただけます。
【ヘッドレスト】
ハイバックタイプのラウンジチェアで重要な頭を支える部分。PK20ではレザー張りヘッドレストが採用されています。ヘッドレストについておりますレザーのバンドを椅子本体に通し設置する構造となっておりますので、簡単に高さを調整する事ができます。お客様のお好みでヘッドレストを最適な位置に調整する事により、快適にお使いいただけます。
【レザー】
PK20には様々なレザーをお使いいただけますが、現在展示してしているPK20のレザーはヌメ革と呼ばれるナチュラルレザーです。ベジタブルタンニン鞣しのレザーで染色はしておりません。そのため、非常にデリケートではありますが、使っていくなかで色が濃くなり、艶が生まれ、惹き込まれるような深い味わいを感じられます。
ナチュラルレザーの他にも、カラーバリエーションがございます。当店にてレザーサンプルを一式ご用意しておりますので、合わせてご覧下さいませ。
【籐張りのモデル】
PK20には、PK22やPK24などでも使われている”籐張り”のモデルも展開がございます。レザー張りに比べしっかりとした座り心地がし、素材の印象からもすっきりとした爽やかさを感じられる仕様です。和の設えとも大変相性が良く、縁側に2脚並べ庭を眺めるためにご注文下さったお客様もいらっしゃいました。
籐張りのモデルは、背もたれの高さがレザー仕様にくらべ低くなりますため、ハイバックとはならず、ローバックとなります。そのため、ヘッドレストも付属いたしません。
PK20は座面の高さも低く、そのゆったりと包まれるような形状のため、何とも言えないリラックスした座り心地でございます。是非店舗にてお試しになられてくださいませ。
なお、展示期間は未定となっておりますので、ご来店いただきます際は詳細につき店舗までお問い合わせください。
※ポール・ケアホルムについては、以下のページも是非ともご参照くださいませ。ポール・ケアホルムの生い立ちから、当店とケアホルム家との繋がり、当店の納品例などを簡単ではございますがまとめております。
【インテリアコーディネート】
※当店ダンスク ムーベル ギャラリーではインテリアコーディネートも行っております。
詳細はこちらのページよりご覧くださいませ。
DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
▽株式会社KEIZOグループ店舗
REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA