当店でも大変人気の高いポール・ケアホルムによるデザインのダイニングテーブル、PK54。天然の大理石がとても素晴らしい風合いのテーブルです。
本日は、こちらのテーブル天板への防汚コーティングにつきご紹介いたします。
【防汚コーティング】
ポール・ケアホルムのPK54には何種類か石の種類がありますが、今回はその中でも一番メンテナンスが難しいホワイト系の大理石にて、防汚コーティングのテストをしてみました。
今回テストをしましたのは、A:ロール仕上げ(かなりデコボコとした凹凸感のあるザラッとした仕上げ)、B:マットポリッシュ仕上げ(ツルっとした平滑な仕上げ)、の2種類です。
各々のサンプルをマスキングテープで半分にし、右側に防汚コーティングを施しました。浸透系の防汚コーティングですので、防汚コーティングを施しても見た目はほとんど変わりません。
【コーヒー 5分間テスト】
今回はコーヒーでテストをしてみました。以下の画像が、コーヒーをこぼした直後の画像です。
左側の大理石の左半分(コーティングをしていないロール仕上げ)では、このようにこぼした直後から大理石がコーヒーを吸っています。こちらに比べ、左側の大理石の右半分(コーティングをしたロール仕上げ)では、かなりの撥水効果が見られます。
また、右側のマットポリッシュ仕上げでは大きな違いは見られませんが、右半分のコーティングを施したほうがやはり撥水効果が出ているようです。
【コーヒー 5分間テスト結果】
5分間放置した後、拭き取ってみた画像が以下のものです。
一番左の、コーティングをしていないロール仕上げはかなり跡がついてしまいました。それ以外はほとんど跡がつきませんでした。
PK54に用いられている大理石は、優しい風合いが特徴ゆえ、表面をピカピカにして覆い隠すような仕上げを採用しておりません。そのため、どうしても汚れが付着してしまう恐れはございますが、出来る限り風合いを損ねないよう、汚れに強くすることも選択肢としてはございますので、また店舗にて御相談いただけましたら幸いでございます。
※今回のテストはコーヒーでのテストとなっておりますので、すべての飲料などに対し防汚性をお約束するものではございません。詳細につきましては是非とも店舗までお問い合わせくださいませ。ご案内させていただきます※
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