先日、以下のブログにてレザーについて触れさせていただきました。
素材の選び方 / – leather –
そこで今回は、レザーの中でも独特な存在感を放つ“ インディアンレッド色 のレザー” についてご案内いたします。
インディアンレッドという色は和名では弁柄色(べんがらいろ)と呼ばれており、日本では戦国時代から江戸時代にかけて広まったと言われています。この弁柄色と言われるインディアンレッドですが、私どもでご案内しております「インディアンレッド色のレザー」は、赤褐色に錆色を感じるような、落ち着いた色調が特徴です。
鮮やかな赤とは異なり、インディアンレッド独特の落ち着いた色味。こちらの張地でお作りした家具は優雅さを感じさせ、時を重ねるごとに艶を増していく姿にうっとりしてしまいます。絶妙な華やかさが一番の魅力といっても良いかと個人的には思います。
魅力あるカラーですが、選定の際は、多少の冒険と勇気が必要と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、他にはない気品と艶やかさ、そして褐色の深みと落ち着きを与えてくれるインディアンレッドのレザーは、優雅さと謙虚さを兼ね備えた唯一の印象を醸し出します。
大人びた差し色としてもお使いいただけますので、是非ともインディアンレッドのレザーも候補としていただければ幸いでございます。
DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
▽株式会社KEIZOグループ店舗
REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE OSAKA