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鬼才・ポール・ケアホルムにより1968年にデザインされたラウンジチェア、“PK20”。先日より当店にて展示しております。
メーカーはフリッツ・ハンセン社より製作。
ポール・ケアホルムの作品と言えば、PK22やPK61など、どちらかと言えば直線的でシャープなラインのものが代表的です。私も、以前はその印象が強かったため、こちらのPK20のように曲線が強く出ている作品はあまりイメージにありませんでした。こちらのPK20はスチールも他の作品に比べると厚みがあります。
ただ、やはり浮遊感や足もとの通り抜けるような軽やかな印象はケアホルムならでは。PK22は、「部材の薄さ」などで浮遊感を出していますが、こちらのPK20は「片持ち式の構造(いわゆるカンティレバー構造)」で浮遊感を出した作品であると思います。
ポール・ケアホルムならではの「座面の低さ」はこちらの作品でも健在。座った際の安楽性は非常に高い作品です。同時に、片持ち式のためロッキングのような動きをしてくれますので、長時間座っていても疲れにくく、一度座るとなかなか立ちたくない、そんな作品です。 (ポール・ケアホルムにつきましてはこちらのページも是非とも御覧くださいませ)。
DANSK MØBEL GALLERY(ダンスク ムーベル ギャラリー)
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