先日発売されたCasa BRUTUS 12月号に、「ポール・ケアホルムとPK22」という特集ページが組まれています。
13ページに及ぶ特集で、彼の作品PK22をはじめ、ケアホルムの自邸や、フリッツ・ハンセンCEOや、ケアホルムのコレクターの自宅も紹介されており、読み応えのある内容となっています。
ポール・ケアホルムのページでも紹介しておりますが、1948年に美術工芸工芸学校で、ハンス・J・ウェグナーから「1つのオブジェとしての完璧な家具デザイン」を学び、卒業制作として彼の作品の原点とも言われるPK25をデザインしました。
その後PK25のフレームに改良を重ね、彼の代表作品PK22が誕生しました。
彼は、デザイナー人生の中で年間に少しずつ、しかし着実に名作といわれる作品を世に送り出してきました。
ケアホルムの作品は「20世紀で最も詩的な家具のひとつ」として評されています。
彼の作品名は、ポール・ケアホルムのイニシャルと、数字によってにタイトルが決まっています。数字をタイトルとして使用していたのは、その数字と同じくらいシンプルな家具を作りたい、という彼の気持ちの表れでした。
PK0~PK09をチェア、PK20~29をラウンジチェアといったように、カテゴリ分けをし、その中で品番を決めていました。
- PK00-09 チェア
- PK10-19 アームジチェア
- PK20-29 ラウンジチェア
- PK30-39 アームレスト付きラウンジチェア
- PK40-59 テーブル、デスク
- PK60-79 ローテーブル
- PK80-89 ディベッド、カウチ
- PK90-99 折りたたみスツール
- PK100-119 アクセサリー
ポール・ケアホルムは年代順に数字を割り当てていたわけではありません。例えば1960年にデザインされたPK9の18年後、PK8をデザインしたりと、順番にとらわれない彼のその自由な発送は、大変ユーモアで面白いですね。
また雑誌ではフリッツ・ハンセンCEOのヤコブ・ホルム邸が紹介されていますが、以前当店スタッフが訪問した際の写真もありますので、少しだけご紹介いたします。
PK54テーブルにPK8ダイニングチェアを合わせて。円卓中心のお花が華やかに演出します。
PK54テーブルにCHINAチェアを合わせたコーディネート。よりクラシックな空間へと変化します。
PK54テーブルにPK8ダイニングチェア、アリンコチェアを組み合わせて。PK54テーブルにエクステンションを取り付ければ、大人数でも問題なく使っていただけます。
ヤコブ・ホルム氏の温かいおもてなし。
また現在当店でも、PK22やPK54を始め、ポール・ケアホルム作品を多くご覧いただけます。
ポール・ケアホルム家具販売実績にも自信がございますので、気になることなどございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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