REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STOREを運営する(株)KEIZOは、ポール・ケアホルムのご子息であるトーマス・ケアホルムとご縁があり、彼の運営するケアホルムプロダクションが製造するPKシリーズを日本総代理店として取り扱っています。
弊社のお客様で、以前からケアホルム製品が大変お好きで、ひとつひとつ買い集めておられた名古屋在住のH様は、大阪店でPK11をご覧になり、その完成度の高さと魅力にしばらく座られたり、細部にわたるまでご覧になり、その場でご購入を決定されました。先日お届けをさせて頂き、画像とご感想を送って頂きましたのでご紹介します。
(H様からの頂いたメール)
PK11を購入して本当によかったです。毎日座って、触って、そのたびに満足を感じています。アッシュ集成材の笠木の造形は、何と言っても弧の美しさが際立っています。その美しさは、所有して手で体で感じてみて理解できるところがあります。造形の美しさは諸刃の剣のようなところがあって、細部の処理を誤ると、その欠点がとても大きく見えてしまいます。ケアホルムの家具はどれもこの課題をクリアしていますが、特にPK11はその教訓を明確に教えているような気がします。木部では、木目を考慮した材の配置や接合部分の角度、集成材の上から二層目と三層目の境界にぴったり合わせた造形の加工精度、角の面取りのころ合い、質感を損なわないようにするための塗装膜の厚みに至るまで、こだわりがいくつもかんじられます。スチール部分や座面の加工も同様。ひっくり返して裏側を見ても、スキがない。潔いデザインの完成度を高めようと努力した作り手の自信が伝わってきます。ポール・ケアホルムはもちろん凄い人ですが、トーマスさんと彼のもの作りに協力する職人さんたちに敬意を表したいと思います。
H様にとって、PK11チェアはもはや家具を超越しアートに昇華。
アートが人に与える影響力は・・・。
。