シャルロット・ぺリアンと日本 神奈川県立近代美術館

初詣で賑わう鶴岡八幡宮の敷地内にある神奈川県立近代美術館「鎌倉」に行ってきました。シャルトット・ぺリアンの作品の中で、私の大好きな椅子「オンブル(影)」は、文楽から着想しデザインされた事は知っていましたが・・・、LCシリーズがぺリアンとコルビジェの共作とは知りませんでした。また、コルビジェ事務所のかつての盟友、坂倉準三や柳宗理の推薦で日本政府(商工省)に「輸出工芸指導顧問」として招かれ、滞在中には「民藝運動」の推進者、柳宋悦や河合寛治郎らとも交友しています。シャルロット・ぺリアンと日本との深い関わりを詳しく展示解説さています。私にとって目から鱗の展覧会でした。今も生き続けるシャルロット・ぺリアンのデザインは日本の伝統デザインの影響を受けていることは言うまでもありませんね。デンマークの巨匠、ポール・ケアホルムも度々日本に訪れています。今後その足跡を深く調べていきたいと思います。

 

シャルロット・ぺリアンと日本プレスリリースです。

 

(KEIZO)

 

 

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館内1階にはLCシリーズが置かれ座ることもできます。

 

 

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神奈川県立近代美術館「鎌倉」 設計:坂倉準三(昭和26年竣工)

 

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「コケシ」 イサム・ノグチ 1951年

 

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「作品‐55」  木村賢太郎 1961年

 

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館内の喫茶ルームにはアントチェアが・・。