親日家? ポール・ケアホルム夫妻

昨日のTAKEZOの記事「禅とケアホルム」は読み応えありましたね!その中で「彼が東洋の思想に造詣があったとは文献にないが」と書かれています。私は数回ポール・ケアホルム邸にお伺いし、奥様のハンナ・ケアホルムさんともお話しをさせて頂きました。自宅内をご案内頂いた時驚いた事がありました。ハンナさんの寝室の壁には日本の下駄やワラジが飾られていたのです。朱塗りの物や綺麗な鼻緒がついたもの等・・・(まるでオブジェの様に)日本の伝統工芸品が美しくその造形美を輝かせていました。ケアホルム夫妻は数度京都に赴き社寺仏閣や町屋を見て回ったとの事です。私の感想ですが、ポール・ケアホルムがデザインしたイスは大抵シート高が低くデザインされています。その基盤となったのが、座る高さ床面に設定する事により目線が低く安定した気持ちになりデザインがよりミニマルさを強調されるという日本建築デザインの基本が織り込まれているような気がします。

 

(KEIZO)

 

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ポール・ケアホルム邸リビングから書斎を望む。

 

 

 

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ハンナさんの下駄コレクション。

バタフライスツールもあります。

 

 

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