『ソファと一人掛けのチェア』の組み合わせをお考えの際、様々なご検討があるかと思います。
お気に入りの2つをお並べいただく方法はもちろんですが、例えば、同じデザイナーの作品を組み合わせる『ルネソファ+フリチェア』のような方法や、特にデザインに共通点が多い『スワンソファ+スワンチェア』という方法もあります。
今回の記事は、ソファも一人掛けチェアもある『3300シリーズ』についてお伝え致します。
3300シリーズの一人掛けモデル『3301』
3300シリーズの三人掛けモデル『3303』
ルネソファ(左手側)とフリチェア(右手側)
ハイメ・アジョンがデザインした2作品
穏やかなカーブで体を包んでくれるような優しい雰囲気です
スワンソファ(中央)とスワンチェア(左右)
こちらはアルネ・ヤコブセンの2作品
鳥や花を連想するような華やかなシルエットが魅力です
3300シリーズの生い立ち
3300シリーズはアルネ・ヤコブセンが1950年代に手掛けたデンマークのSASロイヤルホテルのためにデザインされました。
アルネ・ヤコブセンの代表作と言われるエッグチェアやスワンチェアもこのホテルのためにデザインされています。
BLOG デンマーク研修報告2018② ~SAS ロイヤルホテル~
革張りのエッグチェア
レザーの落ち着いた上品な雰囲気を存分にお楽しみいただけます
エッグチェアがある空間
エッグチェアの背の高さと曲線の美しさが、空間に立体感と
華やかさをプラスしています
直線と曲線
3300シリーズはエッグチェアやスワンチェアと比べると直線を多く使用しておりシャープな印象です。特に、外側に回ったクローム仕上げのスチールパイプに注目して見ていただくと、家具でありながら建築物の構造を思わせるような直線の美があります。
そしてこの直線があるからこそ、そのなかにある背もたれ部分の曲線がより際立って見えます。
3300シリーズでファブリック張りをお選びいただいた場合、美しい直線はそのままに、曲線の穏やかさと生地の温かみが見事に調和し、レザー張りで表現されるかっこいい印象とはまた異なった、別側面の魅力をお感じいただけることと思います。
過去の記事でも紹介しましたスティールカットトリオをはじめ、多くの生地からご選択いただくことができますので、お好みに合致する生地探しもお楽しみください。
BLOG Steelcuttrio張りのセブンチェアについて
赤系布張りの3300シリーズ
曲線が活きる柔らかな印象になるのは布張りならでは
レザーでは表現できない色彩もお選びいただけるのもポイントです
落ち着いたグリーン系の生地(Steelcuttrio#953)
明るいグリーンにダーク系の糸を合わせることで複雑な色合いを
生み出しています
明るさを抑えたイエロー系の生地(同#436)
イエローの糸をメインに、レンガのような赤や薄い青緑色の糸により
華やかさが上品なものになっています
青の美しさに深みを感じる生地(同#865)
薄い緑と明るめの紫が混ざるような奥行きがある青
人気のグレー系生地(同#253)
明るいグレーとダーク系の糸に、暗めのベージュが入ることで、
穏やかながら締まった雰囲気があります
ソファだけ、または一人掛けチェアだけのご検討ももちろんですが、ソファと一人掛けチェアを同時にご検討となると色々迷われるかと思います。
ご検討の際はぜひ当店へご相談ください。
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