デンマーク研修報告2018⑧ ~CRAFT~

フリッツ・ハンセン本社

『CRAFT』のブース。

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プロフェッショナルな雰囲気が漂っています。

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馬毛のスワンチェア・・・

馬毛は昔はよくつかわれていた素材だとか。

色々な張地を試しているのだそうです。

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こんなエッグもいました!

セブンチェアをはじめとするプライウッドの製法について。

展示を使って説明してくれました。

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プライウッドは下のような構成の9枚のベニヤからできています。

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内側は、かつら剥きされた柾目のビーチ材。

それら7枚を向きを変えて重ねています。

仕上げの2枚はより薄くて美しい、スライスしたものを使用します。

とても薄いのでコットンに貼りつけて厚みを持たせ、強度を出します。

そのままだと簡単に破れてしまうくらい繊細なんだそうです。

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職人さんの高い美意識で組み合わされた木目が、

この世に唯一の椅子を生み出します。

ご発注時に柾目か板目かは指定できませんが、

そこはお任せください!自然の「美」をお届けいたします。

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小口部分を見ると色が違っているので構造がよく分かりますね。

底の穴はベースを取り付けるためのもの。

3層分くりぬいています。

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圧着。

20トン、20分、140度(と、メモに書いてありました)

この後2~5日かけて乾燥。

カッティングマシーンでカットし、やすりで形を整えます。

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木目の選定、糊付け、カット・・・

全ての工程において職人さんの手が入ります。

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踏んじゃいます。でも大丈夫!

ベニヤの構造でご説明した通り、向きを変えて重ねていることで

縦横の開きを補っているからなのです。

リプロダクト品とフリッツ・ハンセン製品の強度を比較した

衝撃的な動画があります。

ここでも思いっ切り踏んじゃってます。

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プロフェッショナルといえばこの方。ハンスさん。

20年以上の経験を持つ革張りのスペシャリストです。

私がとても会いたかった方です!

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エッグチェアは誕生した1958年当時から製法が変わっていません。

その工程を実際に見せてくれました。

生で見れるなんて!大興奮!!

・・・ごめんなさい。

職人技に見入ってしまい、画像がありません(またですか!)・・・

でも大丈夫!

実はハンスさん、グループ店のHOUSE OF TOBIAS JACOBSENに

お越しいただいたことがあります。

その時の動画をご用意しました!

イベントの様子も是非ご覧ください。

BLOG 世界でたった一つのエッグチェア

ハンスさんは定年を迎えたそうです。

少し残念ですが、まだお仕事は続けているそうですよ!

またお会いしたいです。

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