エッグチェア（2）

「エッグチェアのための初期のスケッチには、軽くリクライニングしたシェルと超次元的な開いた「羽根」をもつイージーチェアが描かれていました。より卵形に近い最終的なチェアは、スケッチに比べるともう少し起き上がった状態で、羽根も閉じています。

横と正面から見たチェアから、卵の輪郭を連想することはごく自然です。ただ異なるのは、羽根の部分が正面から見ると卵の輪郭からはみ出ているところです。」文献：ARNE JACOBSEN architect, by Carsten Thau & Kjeld Vindum

私の想像ですがヤコブセンはこの椅子のデザインするにあたり最初は「バラ」に触発されたのではないでしょうか・・・？ヤコブセンは自然界の造形物とりわけ植物からデザインのインスパイアを受ける事が多かったらしいです。

(KEIZO)

3208 通称Lily（ゆり）チェア

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