イベント「Less is more」を開催いたしました。

青山店:yusuke

青山店では先日の7月30日(木)、イベント「Less is more」を開催いたしました。

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1872年創業のデザイン家具メーカーフリッツ・ハンセン社と、1952年創業のオーディオ・ビジュアルのブローバルブランドのバング&オルフセン社。ジャンルは異にしながらも、ともにデンマークで誕生し、シンプルかつモダンで洗練されたデザインでありながら、高いクオリティを兼ね備えたアイテムを生み出しており、多くの共通点が見られます。そぎ落とすことにより見えてくる美しさと温かみ。二つのメーカーが生み出すデザインの根底は、日本の美意識ともシンクロしています。自然への憧憬、素材への敬意、繊細な構造。今回のイベントでは日本を代表する華道家である辻雄貴氏を迎え、そのパフォーマンスを通じて、遠く離れたデンマークと日本に不思議と共通するこの感覚を、皆様にお届けいたしました。

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いけていただいた後の講演にて辻さんは、「枝を切り落とすことで間をつくった」というようなことをお話ししてくださいました。日本には「行間を読む」という表現がありますが、「間を作ることにより、一層豊かで深みをます」という感覚を日本人は持っていると思います。盛り込みすぎるのではなく、あえて間を作ることにより見えてくる美しさや深み、温かみ。これは、フリッツ・ハンセン社の家具デザインにも共通している部分であると個人的には考えております。特に、ポール・ケアホルムの作品はその代表ではないでしょうか。

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私自身、フリッツ・ハンセンのデザインと日本人の持っている感覚を再認識したイベントとなりました。

※辻雄貴氏の作品は8月中旬ころまで青山店にて展示予定となっております。是非この機会にご覧下さいませ。
(展示計画は急な変更がある場合もございます。展示につきましてはご来店前に、お電話にてご確認くださいませ)。

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辻雄貴(華道家・建築造形家)
辻雄貴空間研究所代表、plants sculpture studio主宰。建築という土台を持ちながら追求する「いけばな」は、既存の枠組みを超えて、建築デザイン、舞台美術、彫刻、プロダクトデザインなど、独自の空間芸術として演出される。2013年、フランスにて「世阿弥誕生650年観阿弥誕生680年記念フェール城能講演」の舞台美術を手掛ける。世界を舞台に日本の美意識を表現している。

◆青山店・大阪店では現在、全世界25セット限定のラフ・シモンズ仕様PK80/91を展示しております

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◆2015年5月1日~8月31日 ALPHABET SOFAキャンペーン中です。

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※REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STOREはフリッツ・ハンセンを扱う唯一の専門店です。
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