ポール・ケアホルムは様々な家具をデザインしましたが、少し変わったアイテムとして『灰皿』も
デザインしています。
サイズはなんと60×60×高さ30㎝。フレデリア市庁舎のためにデザインしました。
本日ご紹介しますPK600シリーズはフリッツ・ハンセン社の製品ではありませんが、ポール・ケア
ホルムの作品の一つとしてご覧いただければと思います。
壁面に備えたソファ『PK26』の前に置かれているのが、ケアホルムがデザインした灰皿『PK600』
こちらが現在販売されているモデル。大きな大理石のかたまりを削り出して作ります。
『PK600』はフレデリシア市庁舎のために1963年にデザインされました。現在も製造されておりますが、
素材は欠けやすいため高い技術が必要となり、年間製造可能個数は10個程度となっています。
製造をする職人自ら山に入り、適したマーブルを選んだうえで製造を行います。この大きさのマーブル
を加工するのは非常に手間がかかり、製造できる職人を探すのもなかなか難しいようです。
大理石のため、屋外に設えることもできます。今日ではエントランスや中庭などにオブジェとして
使われることが多いようで、当店でもお取り扱い可能なアイテムでございます。
また、同じ年にケアホルムは、一般用に御影石の小さなサイズの灰皿『PK-BOWL』もデザインしました。
正方形と円形の対比が美しく、なめらかな仕上げの内側と荒い表面の外側は女性らしさと男性らしさ
を象徴しているとも言われています。
PK-BOWL。サイズは15×15×高さ7㎝。素材は御影石。
他にも、現在は以下のようなラインナップがございます。
PK-MARBLE。15×15×7㎝。ネロマルキーナ大理石を使用。
PK-MINI。8×8×4㎝。黒はネロマルキーナ大理石、白はボラカス大理石。
ケアホルムらしい潔さと、素材の使い方を身近に感じられるアイテムでございます。詳細につき
ましては当店までどうぞお問合せくださいませ。
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