名作の復刻
2022年、フリッツ・ハンセン創立150周年のアニバーサリーイヤーの今年、ライティングデスクFH3605が復刻されました。
現代にふさわしい素材とカラーにアップデートされたFH3605。
その特徴についてご説明いたします。
Design in 1955
デンマークを代表するデザイナーであるアルネ・ヤコブセンは1955年にFH3605 をデザインしました。
1955年といえば、今もなおフリッツ・ハンセンのベストセラーであるセブンチェアがデザインされた年です。
遡ること3年、1952年には背と座が一体の成形合板で作られた世界初のチェア、アントチェアがデザインされ、以降ヤコブセンは名作を次々と生み出していきます。
ライティングデスクと銘打ったこのFH3605は、セブンチェアのアーム付き3217と組み合わせて使うことを念頭にデザインされました。
シンプルなデザインはヤコブセンのスタッキングチェアはもとより、オフィスチェアのオックスフォードチェアとも好相性です。
サイズ
ライティングデスクとしてデザインされた152㎝ X 80㎝というサイズ。
実はこのサイズ、ダイニングテーブルとしてマンションなどにはちょうど良いのです。
テーブルトップ
天板はMDF(中質繊維版)にアッシュ材、もしくはウォルナット材で仕上げています。
無垢材のエッジは小口に向かってが薄くなるようにカットされ、よりシャープな印象です。
ウォルナット材とブラックカラードアッシュの2種類からお選びいただけます。
ベース
忠実に再現されたベースのデザインは秀逸。
脚部と天板を斜めに繋げる細いスチールは強度補強を兼ね備えたものですが、意匠的にもヤコブセンのこだわりがあります。
このデスクと組み合わせることを想定した、セブンチェア3217の脚部にも同様に細いスチールが使用されているのです。
アルネ・ヤコブセンがSASロイヤルホテルのためにデザインしたAJフロアランプや3300シリーズのフレームは、ヤコブセン建築に共通する傾斜角度を持っていると言われています。
このようにデザイン手法を合わせることもヤコブセンらしさのひとつです。
ベースはクローム仕上げ、またはブラック粉体塗装仕上げのスチール製です。
脚先にはウッドのグライドを採用していてエレガントなアクセントを与えてくれています。
ドロワー
このデスクのデザインの重要な役割のひとつ。
無垢材のドロワーはオプションです。
デザインのみならず、幅30センチ、深さ8センチのドロワーがあれば大切なものを手の届く場所に保管でき、お仕事もスムーズに進みます。
PRICE
FH3605 ドロワーなし
ウォルナット(ラッカー仕上げ) 373,000円(税込 410,300円)
ブラックカラードアッシュ 336,000円(税込 369,600円)
FH3605 ドロワー付き
※ドロワーの位置は左・右のいずれかをお選びいただけます。
ウォルナット(ラッカー仕上げ) 448,000円(税込 492,800円)
ブラックカラードアッシュ 410,000円(税込 451,000円)
FH3605 ドロワー単品
※ドロワーは後からでも取り付けが可能です。
ウォルナット(ラッカー仕上げ) 84,000円(税込 92,400円)
ブラックカラードアッシュ 75,000円(税込 82,500円)
ヤコブセンの魅力がたくさん込められたFH3605 DESK。
ライティングデスクとしてオフィスや書斎に、またダイニングテーブルとしてもご使用いただけます。
ご興味がありましたらご遠慮なくお問い合わせくださいませ。
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