リーガロイヤルホテルの『たからさがし』
オールデイダイニング リモネの先に広がる幻想的なガラス張りの空間、ラ・ロンドをご紹介いたします。
日本庭園に浮かぶ静謐な異空間
ラ・ロンド
「オールデイダイニング リモネ」から望む日本庭園の一角、木々や竹が生い茂る青々とした景色の中に、ガラス張りの空間が見えます。
小橋を抜けた先に広がるのは、洞穴のような、宇宙船の中のような、なんとも幻想的な360度の円形空間。
中心に天井とひと続きになった朝顔型の柱がそびえ、その表面には細かいガラスタイルが紫のグラデーションを描いています。
緑とせせらぎに包まれて。
現在、ダイニングの一部となっているこの場所は、1965年の大阪ロイヤルホテル開業時にバー「ラ・ロンド」としてオープン。
吉田五十八(よしだ いそや・1894-1974)が、陶芸家、バーナード・リーチ(1887-1979)の意向を取り入れて設計し、独特な空間が生まれました。
職人の手で一つ一つ貼られたガラスタイルには、やはり民藝的なセンスが感じられます。
内装のインパクトに反して、中から周囲を見渡せば、豊かな緑に爽やかな水の流れ、明るい光に包まれて心が落ち着いていきます。
賑やかで活気のあるダイニングから一歩だけ離れ、ゆっくりと深呼吸してみたくなる。
庭に浮かんだ茶室のような趣きで、50年以上にわたって特別な場所であり続けています。
たからもの ラ・ロンド
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テキスト引用及び画像提供
リーガロイヤルホテル(大阪)公式ホームページ
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