フリッツ・ハンセンの照明
CARAVAGGIO(カラヴァッジオ)
中でもこのレッドコードのブラックはとても魅力的です。
デザイナーの セシリエ・マンツ は、このペンダントに初期バロック美術の巨匠、『ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ』の名前を用いました。
カラヴァッジオは、ルネサンスの様式美から、より劇的な表現を求める
バロック美術への変換に大きな影響を与えたひとりで、
その作品は大胆かつ緻密でリアル感があり、ドラマティック。
一目見たらその妖艶ともいえる魅力に吸い込まれてしまいます。
カラヴァッジオが製作した宗教画『マグダラのマリア』は
背景の黒とマグダラのマリアの赤いマントが印象的な作品です。
※萩原健太郎著『ストーリーのある50の名作照明案内』より
マグダラのマリアはイエス・キリストに従った聖人のひとりで、
キリストの磔刑や埋葬に際し、その復活を弟子たちに伝えたとされる女性です。
宗教画においてキリストの磔刑や埋葬、復活の場面は重要で、
必然的にマグダラのマリアは多くの宗教画に登場しています。
映画『ダヴィンチ・コード』では、『最後の晩餐』でキリストの隣に座る赤いマントの女性はマグダラのマリアではないかという解釈がなされています(あくまでも映画のお話ですが・・・)。
・・・すっかり話がそれてしまいました。すみません。
でも、ペンダントにこんなにストーリーがあるなんて
本当に面白いですよね(←反省してない人)
CARAVAGGIOは女性的な柔らかいラインを持ち、
クロームメッキのアームが上からしっかり握るような強さも感じます。
セシリエ・マンツのこだわりはデザインだけではありません。
ソケットを高い位置に設定し、眩しさを抑えながら
内側のホワイト塗装により明るい光を届けるように考えられています。
ペンダントの上部からも光が漏れるデザインは、
テキスタイルのコードをより魅力的に見せています。
このCARAVAGGIOはカラーやサイズなど、
バリエーションが豊富にありますので、
ぜひプロダクトのページから確認してみてくださいね。
また、大阪店ではカラヴァッジオ・オパールのP1サイズを2つ展示しています。
ガラスからの光が大変美しいです。
是非ご覧にいらしてください。
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