大阪店:mao
フリッツ・ハンセン製品を代表するセブンチェア。
先日は、その魅力の要素の一つである座面の素材「プライウッド」についてご紹介させていただきました。
★【プライウッドの魅力】についての記事はこちら★
薄くスライスされた9枚のウッドシートを重ね合わせた構造は、しなやかで強く、美しい曲線も実現することができます。
本日はそんなプライウッドの表層に使われる木目の美しさについてご紹介させていただきます。
プライウッドの表と裏に使われるウッドシートは、フリッツ・ハンセン社の職人が木目の美しさを一枚ずつ眼で見て選別していきます。
座面の幅に対して2~6枚の帯状ウッドシートが使用されます。
ウッドシートの並べ方もまた、職人が板目や柾目、節の位置など木目のバランスを見ながら一番美しく見えるよう配置していきます。
美しく木目が配置されたウッドシートを表と裏の2枚として上下セッティングされ、合計9枚のウッドシートが座面の形にプレス加工されます。
立体的にプレス加工され、縁も綺麗に仕上げられたセブンチェアの座面たち。
表層の木目、9層の側面、しなやかな曲線、どれもが美しいセブンチェア。
職人の眼で座面の表情を創り上げるからこそ、個性的で美しい1脚のチェアが生まれます。
製造プロセスを思い出すうちに改めてセブンチェアそれぞれの表情を見てみたくなり、大阪店にあるセブンチェアを並べ、木目を見比べてみました。
4脚並ぶセブンチェアはすべてウォルナット材です。
1脚ずつの表情に個性があり、同じセブンチェアが並んでいるのですが、統一感の中にリズムがあるように感じます。
自然の中で生み出された木の表情だからこそ美しく、また、2つと同じものがないということも大きな魅力です。
皆さまのご自宅にやってくるセブンチェアはどんな個性のある「表情」をしているでしょうか?
是非、セブンチェアとの出会いを楽しみにお待ちください。
◆青山店・大阪店の両店では現在、全世界25セット限定のラフ・シモンズ仕様PK80/91を展示しております。
◆2015年5月1日~8月31日 ALPHABET SOFAキャンペーン中です。
※REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STOREはフリッツ・ハンセンを扱う唯一の専門店です。
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