セブンチェアの歴史 ~誕生~

青山店:Junichi

1955年、今ではFritz Hansenの代名詞ともいえる「セブンチェア」が発売されました。こちらのセブンチェアは、成型合板の技術に長けていたFritz Hansenだからこそ実現できたものと言っても過言ではありません。アルネ・ヤコブセンとFritz Hansen社は、生産性は勿論、品質の面でも何度も実験・打ち合わせを繰り返し、発売に至ったのです。

2013.jpg

そんなセブンチェアがデザインされたきっかけになったのは、同じアルネ・ヤコブセンとFritz Hansen社のコラボレーションで生まれた「ANTチェア」でした。ANTチェアは、デンマークで御馴染みのノボルティスファーマという製薬会社の食堂の為に、元々は3本脚のタイプでデザインされました。(3本脚と4本脚の違いについては、こちらのブログ記事をご参照ください)

1374.jpg

当時、多くの顧客は「4本脚・アームレストが付いたもの・パディング仕様のもの・回転式ベース」をANTチェアに望んでおりました。こうした様々な希望が、セブンチェアへの誕生に繋がっていったのです。その希望を元に、アルネ・ヤコブセンとFritz Hansen社による入念な打ち合わせにより、アントチェアの不足を補う「広い座面・アーム取り付け可能な4本脚のチェア」をデザインし、スウェーデンで行われた国際展示会にデンマークパビリオンで発表をしたのです。以後、この3107モデルである「セブンチェア」はFritz Hansenのベストセラーになりました。

2212.jpg

次回のブログでは、セブンチェアで大人気な「ラッカー」「カラードアッシュ」のカラーの移り変わりについて、御紹介をさせていただきます。ご期待ください。

セブンチェアについてはこちらもご覧ください!
HP:http://www.republicstore-keizo.com/products/chair/series7.html

アントチェアについてはこちらもご覧ください!
HP:http://www.republicstore-keizo.com/products/chair/ant.html

REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE ホームページ

REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE オンラインショップ