セブンチェアとグランプリチェア 投稿者: Fritz Hansen Store OSAKA2014年4月4日2023年7月27日フリッツハンセン製品 青山店:yusuke 1955年にアルネ・ヤコブセンによりデザインされたセブンチェアは、フリッツ・ハンセン社の商品の中でも非常に人気の高い商品です。 成型合板からなる座面・背面のシェルは、成型合板特有の「しなり」「粘り気」があり、耐久性もさることながらその座り心地も非常に良い作品です。 このセブンチェアと兄弟のような関係にある椅子として、1957年にデザインされたグランプリチェアがあります。 この二つの作品、見た目・構造などかなり似通ってはおりますが、次のような違いがあります。 セブンチェアが優雅な曲線で柔らかい印象なのに対し、直線の多いグランプリチェアはすっきりとした印象です。また、シェルの面積がセブンチェアより小さいため、ボリューム感が抑えられ、さっぱりとした印象となっております。 また、座り心地も若干異なってまいります。背もたれの「くびれ」の部分がグランプリチェアのほうが細く長いため、背面にもたれかかった際、グランプリチェアのほうが若干ですがしなる印象があります。 兄弟のような作品ではありますが、やはり似て非なるもの。見た目のお好みや座り心地などは皆様、人それぞれの様です。 現在、青山店ではオレンジ色のグランプリチェアを展示しております。白い天板のスーパー楕円テーブルに、鮮やかなオレンジ色をしたグランプリチェアのフォルムが映えております。 皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。 REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE ホームページ REPUBLIC OF FRITZ HANSEN STORE オンラインショップ