メンテナンスのススメ(セブンチェア・アントチェア編⑥)

以前のブログ(ビンテージ フリッツハンセン)で書きました様に、セブンチェア・アントチェアは30年近く使用されている事が有ります。これは、フリッツハンセン自社で製造する合板の品質の良さと肉厚パイプを使用し被膜の強いクロームメッキを施した脚部の2パーツからなるシンプルな構造が要因だと思います。この2パーツは3つのビスのみでの取り付られています。ただ、ここに緩みが生じる事もあり、そのまま使用し続けると破損する恐れが有ります。定期的にビスを締めなおしていただければ長年の使用して頂けます。

(KEIZO)

 

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裏側から見たセブンチェア

 

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キャップをマイナスドライバーで外します。

(先端を差し込みねじってください。)

 

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プラスドライバーで緩んだビスを締めなおしてください。

(製造年によってはマイナスやトルクねじが使われています。)

 

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トルクスねじ(T-30)

 

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キャップをかぶせて完成です。

(キャップには方向性が有るので気を付けてください。)