棚田康司展in spiral

表参道のスパイラルで開催されている「棚田康司展」を観に行ってきました。木彫はあまり興味がなかったのですが、数年前に三沢厚彦さんの「アニマル+」を見てからは、木が醸し出す独特の温かみや心地よさを作品の中に感じることが出来、興味を持つようになりました。今回の棚田康司さんの作品「少年・少女」の人体像は、日本古来の木彫技法「一木造り」で作られ、1本の木から頭部と胴体部を彫りだす手法だそうです。木取りの難しさやその後の木の暴れなども計算され制作されていくのでしょうが、三沢厚彦さんの作品もそうですが、作品を見ていると、木彫に「命」を感じるのは不思議な感覚です。

 

(KEIZO)

 

 

 

棚田康司展 「〇とー」

会期:平成23年9月22日~10月10日

会場:スパイラルガーデン 東京都港区南青山5-6-23

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