お客さまからのご質問①エッグ編

お客様より以下の様な質問コメントを頂きました。「フリッツハンセン社が使用するレザーについてブログで教えてください。レザーを張ったエッグチェアを見ましたが、あの縫製は未だにどうなっているのか信じられません。あれこそGOD-HANDのなせる技?」

お答えします。「エッグチェアに使用するレザーはデンマークのソーレンセン社製のものです。中でも特に厳選されたものが使用されます。種類としてはベーシックレザー・クラッシックレザー・エレガンスレザーが有り、各々特性が有ります。エッグチェアの有機的なフォルムに革を張りあげるには、まず革を水に浸します。その後、その革を型に合わせ、手のチカラで加減しながらシワを伸ばしていきます。(ここは職人技ですね!)その後乾燥機に入れ革にエッグの形状を記憶させ、本縫いに移ります。添付ビデオの通り、絶妙のチカラ加減で微妙なシワを伸ばしながらステッチを繰り返して行きます。布の場合500ステッチ、革ですと1000ステッチにも及びます。完璧に縫製されたエッグチェアは何十年とステッチがほころぶ事無く、またたるむ事無く、いい感じに経年変化して行き、エッグチェアのオーナーと共に歴史を刻んで行きます。何年も使用されたエッグの価値はオーナーにとって何物にも代えられない物となるでしょう。」

 

(KEIZO)

 

 

 

 


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水に浸した革を型に延ばして張り上げる工程です。

私はこの作業をFH社で試してみた事が有るのですが・・・・シワを伸ばす事が

全くできませんでした。

 

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職人(God Hand?)によって革のシワが伸ばされたスワンチェア。

このあと、乾燥室に入れます。

 

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エッグ・スワンチェア用の縫い針。

 

 

 

 エッグチェアの製造工程ビデオです。

 

 

 

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お客さまからのご質問①エッグ編” への2件のフィードバック

  1. レザーの色やテクスチャーについて詳しく知りたいです。ショールームには大きなサンプルはありますか.また手入れの方法など教えてください。

  2. Sanada.comさん、コメントありがとうございます。レザーの色やテクスチャーに付いては後ほどブログ「お客様からの質問②エッグ編」で詳しくUPします。また、革の大きなサンプル(70cm角)は弊社ショールームに全種類ご用意しております。是非、お越しください。(KEIZO)

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