DESIGNTIDE TOKYO 2010

 

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思考をトレードする空間を作ること 

 

デザインはますます多様性を帯びて、身近で欠かすことのできないコトとなりました。

デザインイベントは様々な形で開催され、都度新しい衝撃を与えてくれています。

六本木ミッドタウンは、今年は建築家中村竜治さんの会場構成が話題を呼びました。

氏のここ一連の作品に共通している線状の素材を組み合わせた構造体のデザインです。

今回会場になる空間は7mの天井高で、この高さをフルに使ったスチール製の林は

参加したデザイナーの上昇志向を象徴するように、伸びやかで柔軟な構造でした。

 

 
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デレクター松澤氏の言葉の一部を要約しますと、

「イベントが(瞬間的なこと)として、終わった後は何も残らないようなモノで

あってはならない、人が動くと言うことはすごく価値があって、コトが起こることで

一つの渦がぐっと動く、それに連鎖して人が動く・・・そして新陳代謝が起こる」

デザイナーや企業や、生活者達が思考をトレードする「場」にしたいと

言うことになるでしょうか

 

今年の出展者は若い、未来を十分に切り開ける才能を感じさせるとともに

生活を優しく豊かにしてくれる可能性を秘めていました。

DESIGNTIDE TOKYO 2010 

(TAKEZO)