大阪倶楽部 投稿者: keizo2010年8月18日2023年7月27日インテリアデザイン 社団法人大阪倶楽部は子供の頃からの憧れの建物でした。大正元年に建築家安井武雄氏により設計建築されたこの建物は、南欧風の様式に東洋風の手法を加味したもので、1997年5月には、文部大臣から登録有形文化財の指定を受けました。会員制のサロンとして、住友第三代総理事 鈴木馬左也を中心に設立企画が進められ、大阪財界の諸氏が、英国に範を求め大大阪(だいおおさか)にふさわしい高い風格の倶楽部設立を発起します。そして、発起人204名、株主数206名により大阪倶楽部株式会社(資本金20万円)を設立。現在の役員名簿にも、大阪を代表する企業の役員の方々の名前があげられています。大正元年といえばフリッツハンセン社創業40周年・アルネ・ヤコブセンが10歳の時です。その当時の大阪は東京市を超える日本で一番の市として繁栄していたのです。 (KEIZO) エントランス入口の上に掲げられた大阪倶楽部の「紋章」。 どのディテールを見ても美しいデザインです。 登録有形文化財に指定されています。 ㈱KEIZO のホームページです。 http://www.republicstore-keizo.com