ESSAY by セシリエ・マンズ

セシリア・マンズさんデザインのエッセイテーブルは2009年ミラノサローネでフリッツハンセンから発表されました。「一枚の板と、2つの脚と、家族の暮らし」をキーワードにセシリアさんはこのテーブルのデザインに取り組みました。テーブルの上で行われる事。家族のメンバーによってそれぞれです。こどもはお絵かきをしたり宿題をしたり、お父さんはパソコン。お母さんは趣味のフラワーアレンジ・・・。みんなで食事やカフェタイムを楽しんだり。思いつくだけでも色んなシーンがあります。エッセイテーブルは、一つの道具。家族が集まるための道具です。現代の家族は、それぞれに興味の対象が違うけれど、そのすべてが一枚の板のまわりに集まるのは実に理想的です。無垢の集成材を使ったテーブルはフリッツハンセン社の初めてのラインナップです。無垢材の温かみを感じるのはもちろんですがあまり重厚感は感じません。脚部も無垢材を使用していますが強度を取るため厚みは必要です。しかしエッジにテーパー処理をすることで、非常に軽やかな印象となっています。無垢材のテーブルなのに・・・。こんな印象を受けるとてもスマートなデザインです。当然、アルネ・ヤコブセンのセブンチェアと相性が抜群なのは言うまでもありません。

(KEIZO)

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1.jpgのサムネール画像
1.jpgデザイナーCecilie Manz

2.jpg一枚の板と2つの脚

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4.jpg脚部のテーパー処理によってより軽やかに

 

 

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