1930年代に入ってからは建築家とのコラボレーションが始まります。コーア・クリントは1933年にコペンハーゲンにベツレヘム教会を設計します。その時礼拝堂の椅子として曲げ木を使用した、軽量な椅子を設計します。デザインは南ヨーロッパの農村風からインスパイアーされたもので梯子状の背に編みこみの座で作られました。この椅子は後にグルントヴィ教会の礼拝堂の椅子としてフリッツハンセン社より納品されます。
(KEIZO)
コーア・クリント(1888-1954)
デンマーク近代家具デザインの父と呼ばれる。王立芸術アカデミーで建築を学び、家具科の初代教授に就任した。人体寸法や生活用品から標準寸法を確立し、伝統家具をリ・デザインするなどの功績が称えられている。教育者としても一流で、多くのデザイナー達を育てた。
グルントヴィ教会は、コーア・クリントの父であるイェンセン・クリントによって1913年に設計されるも、第一次大戦後の1926年に着工します。1930年イェンセン・クリントの死去後、息子コーア・クリントによって1940年に完成します。(礼拝堂の椅子は現在も同じものが使い続けられています。)
1930年代に入ってからは建築家とのコラボレーションが始まります。コーア・クリントは1933年にコペンハーゲンにベツレヘム教会を設計します。その時礼拝堂の椅子として曲げ木を使用した、軽量な椅子を設計します。デザインは南ヨーロッパの農村風からインスパイアーされたもので梯子状の背に編みこみの座で作られました。この椅子は後にグルントヴィ教会の礼拝堂の椅子としてフリッツハンセン社より納品されます。
(KEIZO)
コーア・クリント(1888-1954)
デンマーク近代家具デザインの父と呼ばれる。王立芸術アカデミーで建築を学び、家具科の初代教授に就任した。人体寸法や生活用品から標準寸法を確立し、伝
統家具をリ・デザインするなどの功績が称えられている。教育者としても一流で、多くのデザイナー達を育てた。