今回は前回Part,21に続きベルビュー地区にある、アルネ・ヤコブセン建築(1937年)ベエルビューシアターのお話です。
ベルビューシアターはビーチが目の前に広がっており、青色の大きなロゴタイプの看板がとても印象的でした。この日の天気はあまり良くなく、青い空に白い建物をイメージしていたんですが、少しがっかりな写真となりました。
正面のドアロゴがアルネ・ヤコブセンって感じですよね。ドアの取っ手や内装のところどころに竹が使われておりオリエンタルな印象も醸し出されていました。リゾート感を意識したのでしょうか?
階段の手摺があまりにもダイナミックでボリューム感たっぷりで何枚も撮ってしまいました。木の質感が美しく、樹種を変えた組み合わせが本当に綺麗でした。正しく経年変化の美しさです。
アルネ・ヤコブセン照明のデザインも色々な形ありました。
細い所まで拘るアルネを感じました。
館内の椅子はまるで流れる波のように感じとても綺麗な曲線を描いていました。
館内は竹、ラタン、キャンパスなどが使われており 特に壁がキャンパスで出来ているのにびっくりし感動いたしました。天井は開け閉めが出来、晴れていれば青い空が見えたはずです。今回残念でした。でも天井が開いた時に風が吹き込み キャンパスの壁がパタパタと音をたてて揺れる様子がとても自然を感じて気持ちが良かったです。
そんなシアターでしたが、あえてカジュアルに仕上げた感がいかにもアルネ・ヤコブセンの仕掛けを感じ、そして人柄を感じた建物でした。多分楽しい時間だったのではないでしょうか そんな遊び心感じれられた建物『ベルビューシアター』でした。
昔、昔のサマーリゾートに、なんだかほっこりしていて、居心地の良いところに当店と同じ空気感が流れていました。
reiko
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